FILE NO.506 : 15/July/2000洗濯機事情 in both OZ & NZ


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新しい洗濯機が届く。

OZやNZでは日本のハイテク電気製品が圧倒的な強さで市場を支配、さらにある種のステータスまで与えられ、安い韓国製品とは別格の扱いを受けて販売されている。特にSONYはその圧倒的なブランド力で、他社製品と例え同じ性能であっても値段が一割から三割程度高く売られている、というのが現状である。しかし、何故か洗濯機や冷蔵庫は輸入されてない。現地では、洗濯機&乾燥機というのは日常必需品として家具付きのアパートメントでは必ずバスルームに設置されているか、もしくは階下に洗濯室(日本のコインランドリーのようなもの。)がある。そのため、賃貸生活者にとって、自分専用の洗濯機を持つことは無駄なことである。 とにかく買う必要がない、という環境があるためそれほど必要とされていないのかもしれない。しかし、ここまで便利であるならば恐らく一戸建てに住む家庭なら興味を抱くことはかなり自信を持って断言できる。何故輸入されていないのかは不明だが、もし現地で販売されれば、日本メーカーにとっての市場拡大につながる。OZでは高率の関税がかけられているので、余りメリットはないかもしれないが、NZでは安く販売できるため、需要と供給の一致が可能だと思う。