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『サトラレ』


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踊る大捜査線」シリーズの本広監督によって撮られた、喜怒哀楽全ての感情を刺激する感動的娯楽作品です。



僕の先入観、北朝鮮サトラレの争奪戦を繰り広げるとか「トゥルーマン・ショー」のようにサトラレが監視下から世界に飛び立って行くとか、を見事に裏切ってくれ、最後の方では不覚にも泣きそうになってしまいました。



細かい点でいくつか難はあるのだけれど、それを指摘すると難癖をつけるようなことになってしまうので控えます。ただそういう粗を気にさせないほど、全体としてうまく仕上がっていました。邦画でこのようないい作品に出会うのは本当に稀なことなので、評価が多少甘くなってしまいがちですが、サトラレには文句なく五ッ星をつけたいと思いました。



さて、本広監督の作品を観て思うことは、良く映画を観てるなぁ、ということです。様々な映画の様々なシーンが随所に盛り込まれているのは、観客を楽しませよう、という意図からでしょう。彼に芸術的な作品は撮れなくても、多くの人々を楽しませる、という娯楽作品を撮らせたら、恐らく日本で1、2を争うことのできる監督です。



スペーストラベラーズに続き、今作でも本広監督と組んだ安藤政信は、北野武が発掘し、本広克行によって育てられたと言っても過言ではないような気がします。この映画でも成長著しくとても魅力的な役者になりつつあります。



本広監督に「日本の黒い夏〜冤罪〜」を撮らせたら、もっと衝撃的で面白い作品になったでしょう。

 

 on VIDEO
副題:TRIBUTE to a SAD GENIUS
2001年/日本映画/130mins
監督:本広克行
原作:佐藤マコト
出演:安藤政信鈴木京香八千草薫内山理名松重豊


サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS [DVD]

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