FOR or AGAINST


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アメリカによるイラク攻撃に賛成か否かの態度を表明せよ。さもないと・・・、という要求を突きつけられている訳だが、果たしてこの問題は単純にFOR or AGAINSTで片付くのだろうか。

アメリカの庇護の下にある日本の態度はかなり明確なんだけど、それを小泉は国民に伝えようとしていない。日本はアメリカに追随していくしか生きる道はないのに。

今回、とても際立っていたのがイラクの外交戦略だ。長年査察を拒否し、国際社会から非難され続けてきたイラクは、今回の国連査察にもなかなか全面的な協力はしていなかった。ところが、反戦という国際世論の高まりに乗じて、その態度を一転して改めようとしている。ますますイラク攻撃が国際社会から喜んで受け入れられる可能性は低くなっている。

しかし。それでもアメリカはイラクを叩く。それがアメリカ国民のテロに対する脅威を和らげるとことができると信じている以上、アメリカの攻撃を阻むことは誰にもできない。

ところで。余りテレビで流される国民の意見を鵜呑みにする訳ではないが、日本人が戦争に反対しているのは、ほとんどが自分のためにマイナスであるから、という理由が多かった。ニュースで、どうして戦争反対なんですか、と問われると、スキー場にいるバカ親父どもが、スキーに来れなくなるから、とか、景気が悪くなるからと答えていた。シンジラレナイ。

反戦運動は全世界的な広がりを見せている。それを無視するBU$Hも、それを利用するフセインも支持することはできない。イラク問題は、決してFOR or AGAINSTで片付けることができなくなっている。

大戸屋でタルタルソースのチキン南蛮定食を食べる。前回食べた時は、甘辛ソースがなかったのですごく不味くて、二度と食べたくないと思っていた。でも、また試してみると今回のお店ではちゃんとあまからソースがありました。前回は、料理人のミスとしか言えない。50円でエスプレッソを飲む。これがなかなかイケるので、これからは大戸屋をスターバックスの代わりにしようかな。