被災者の人々をライフラインも完備し、通常の生活ができる近隣の自治体が場所を提供して被災民を受け入れればと思うのだけど、そういう動きが全くないようだ。
食料をどんどん送り込むのは当然だけど、生活、ということを考えたら、ライフラインのすべてが正常である市町村が、せめて体育館なり公民館なりの施設を開放し、暖房の完備した場所を提供してあげれば良いのに。芋を洗うように被災民で溢れている被災地域の体育館では、日を追うごとに悲惨さばかりが際立ってくるように感じる。
もちろん、その場に留まりたいという被災民の気持ちはわかるが、せめて高齢者や乳幼児、病人を自治体が受け入れていくというのが正しい援助の仕方だと思う。
