Curse Of The Golden Flower


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絢爛豪華としか呼びようのない映像美は悪くないと思う。けど中身は昼のメロドラマ。ドロドロした愛憎劇に中国四千年の歴史を付け加えておけばはったりも完璧だろうとでも思ったんだろうなあ。でも、ただ単にこの監督の器の小ささが露呈されただけ。

しかしアメリカと中国って似てるよな。あれだけの大国なんだからどっしりと構えてればいいものを自分たちに自信がないものだからとにかく人の多さと派手さで何とかしようと考えちゃう大味なところがそっくり。大国に繊細さを求めるのが間違ってるのかもしれないけどちょっと酷すぎる。

謀反を起こした王子の「王座のためじゃない、ママのために戦ったんだよ。」という台詞を聞いてもうびっくりしてしまった。ママのために何万もの人々を全滅させる愚かな将なんておそらくこの映画の世界にしか存在しないし、そんなバカな大将に従っていく軍隊は過去の中国の歴史の中には絶対に存在しないと思う。それに偵察なし戦略なしで王宮に攻め込む余りの愚かさや王が軍を配備してるかもしれないとすら考えてない能天気ぶりには呆れ果てるしかない。まあ監督が人の多さと派手さだけに頼るしか能がないのだからそんなことを言っても詮無いことなんだけどね。

先日の「300」に匹敵するバカ映画なので、どうしても見たい方はDVDで早送り再生して見てください。

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