交通量調査


スポンサーリンク

企業が出店をする場合、候補地となる周辺の交通量を徹底的に調べ上げることは常識である。しかし道路に関してはどうなんだろう。交通量を実地調査した上で道路を作っているようには思えない。地方には一時間に数台しか通らない無駄な道路があふれていることがその証左である。

話に聞いた四国の例をあげよう。一時間に数台しか通らないバイパスの上をさらに交通量の少ない高速道路が走っている。カーナビを使うとバイパスを走っているにも関わらず高速の情報が出てくるそうだ。カーナビは空から道案内するので、上下に走っている高速とバイパスを取り違え混乱してしまうという。そんな無駄な道路が造られた四国には力の強い政治家がいたことは周知の事実である。

必要な道路はまだたくさんあることは十分承知している。しかし、予算ありきで無駄な道路を作ろうとしている道路族と呼ばれる人々には早々に死んでもらったほうがお国のためとなる。

交通量を調査して道路を造る計画を立てそれを実行したら、次々と要らない道路の計画が白紙撤回されることは間違いないだろう。だからこそ交通量を正確に調査しないのである。

しかし、人口が減ってて自動車の保有台数も減り続けているのが明らかなのにどうしてそのことを誰も追求しないのだろうか?