2462:「俺のブログ論」


スポンサーリンク

2013/01/12/204401

インターネットアーカイブに潜って日記猿人(日記才人)登録番号を確認してみた。

2462

最初は"the global sessions"というサイト名で登録したことを覚えている。

なぜ日記猿人の登録番号を確認するようなことをしたかというと、「ブログ運営ノウハウがない」という記述を読んで昔語りをしたくなったからだ。日記猿人(のちの日記才人)という小さなコミュニティには、明確にマニュアル化されていなかったものの、日記書きのためのノウハウはいくらでもあった。結果、「門前の小僧習わぬ経を読む」というように多くの日記が誕生していった。ブログサービス以前のテキストサイト黎明期のことだ。

さて、はてなの一部で盛り上がりを見せる「ブログ精神論」語りに乗っかって「俺のブログ論」を書いて公開するのがブロガーがいま果たすべき役割だ、と思ったので少し書いてみる。日記猿人とかテキスト庵全盛時には、こうしたお題目が誰かによって提示されると多くの日記書きが自分の考えをテキストサイトやブログで公表し、あっという間にビッグウェーブとなった。日記書きやブロガーが減ってしまった今は、ビッグウェーブどころかさざ波程度にしかならないのでとても残念である。

過去を懐かしむのはこの程度にして、俺のブログ論を書く。

俺のブログ論:未来の自分のために書き続けろ!

なぜブログを書くのか?答えは単純明快だ。未来の自分のためだ。

有名ブロガーになって影響力を持ちたいとか、アフィリエイトで稼ぎたいなんていうのはあくまでも副産物でしかない。とにかくブログを書き続けることが大事だ。他人のためにブログを書いていると「いつか電池がきれて」しまうような気がするのは僕も同じだ。

例えば、僕はオーストラリア、ニュージーランドでの海外暮らしをほぼ毎日記録していた。それらは公開していないものの(プライベートな要素が強いのとmixi退会で全削除した。)、その時自分が何を思ったのか何をしたのかというのを読み返すだけでも面白い。これはおそらく日記やブログを長く書き続けている人にしかわからない快楽、悦楽だろう。

だからこそこれからブログを始めようとしている人たちに言いたい。中断しても構わないからとにかく書き続けろ、そしていつでも帰れるような場を作っておけ、と。

いじょ。

いんすぱいあどばい:
いま、ブログにできること、ブログだからできること。 - いつか電池がきれるまで