いいとも終了に群がった「感動ハイエナ」たち


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「感動泥棒」でもいいんすけどね。

明石家さんまのラジオを聴いた。その中で、さんまがいいとも終了を嘆く人たちに対し、邪魔くさいから、と断った上でこのように述べていた。

 

「なんで終わるんですか」

「お前らが見ぃへんからや。見とったらこんなことになってないねん」

 

もちろんこれだけが本当の理由ではないだろう。しかし一つの要因になったことは間違いない。視聴率の低迷で、いつ終わるかいつ終わるか、というのがここ数年いいともに関する最も大きな話題であった。

そして、いつ終わるか、に最大の注目が集まっていた番組の終了が発表された。途端、感動ハイエナたちが群がり、普段「いいとも」を見てもいないくせに、番組の終了を残念がる声を上げ始めたのだ。

感動する権利があるのは、タモリと出演者・スタッフたち、そして、いいともを毎日楽しみにしてきた視聴者たちだけだ。

「お前らが見ぃへんから」終わったのに、その「お前ら」が感動を共有するなんて許されることではない。

タモリはいいとも終了にあたり視聴者に感謝したが、『笑ってる場合ですよ!』 最終回、ビートたけしが「お前ら、実は全部騙してたんだ。お前らみたいな客は大嫌いだ 。なんでもゲラゲラ笑いやがって」と観客に向かって放った言葉こそ、感動ハイエナたちに最もふさわしい決別の言葉なのだ。

他人の感動に群がるハイエナたちの撲滅を願って。

いじょ。

あっ、

笑っていいとも終了、おめでとうございます。

 

タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?

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