地の塩 感想 いろいろ中途半端なWOWOWドラマ


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連続ドラマW 地の塩 Blu-ray BOX

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ゴッドハンド、と呼ばれた考古学者による、現実にあった旧石器捏造事件に殺人事件を絡め、エンターテイメント性、ストーリー性を高めようとしたドラマ。

 

色々中途半端なドラマだった。

 

刑事ドラマも社会派ドラマも中途半端にしか描けておらず、見ていて何がやりたいのか、さっぱり訳がわからなかった。 特に理解できなかったのは、大泉洋演じる捏造考古学者が旧石器を捏造し埋めた遺跡から、発掘調査が再開されるや否や、旧石器が出土した点だ。そこにあるのはわかっていたけど資金が集まらないから捏造して発掘調査を再開させたかった、というのが旧石器捏造の理由だったけど、そこまでわかっているのなら一度私財を投入して、たとえ何年かかっても自分の力で発掘しようとしたという描写があってしかるべきだろう。

 

また、最終的に捏造した考古学者を讃えるような結末となっていたのも理解できなかった。

 

 

蛇足。

 

WOWOWはドラマに力を入れ、硬派な社会派ドラマを作るのが大好きだけど、今までに名作と呼べる作品はなかったように思う。松本清張のような、現実にあった事件を投影させた小説をドラマ化しているのだけど、どれもこれも中途半端で失敗しているのだ。あと、タイムリーにそういった事件をドラマ化させられない、というのも欠点だろう。社会派ドラマを作りたいなら、原作のない、あくまでもオリジナルのドラマを作るべき。