アウディとワインで豊かな生活


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都会VS田舎論争とは全く関係ないのに、田舎がどうとか都会がどうとか二元論で語っていた増田が本人バレして逃亡したらしい。

登場人物が田舎でどんな仕事をしているのかが書いてなかった(いまは消えているので書いてあったかもしれないけど気づかなかった。)ので、現実味が全くなく、フィクションにしか思えなかった。

もし、アウディを保有し欧州家具に囲まれながらジャズを聴いてワインを飲んでいる人が北海道の田舎に実在したとして、その夫婦が借金まみれであるとは考えられないのだろうか?出てくるもの全てが見栄っ張りの浪費家が好みそうなものばかりなので、本当に豊かだから豊かな暮らしをしているのかどうかすごく疑わしく、都会の人が理想とする豊かな田舎暮らしを書いたらこうなりました感が否めなかった。

こちらも伝聞でしかないが、田舎でお金持ちに見える人が実際は借金まみれだったということは往々にしてあるらしい。特に悲惨なのは住宅ローンを抱えたままリストラされる人々だと言う。30年ローンを組んだのに地元企業が閉鎖しリストラされ、精神的にやられてしまい自殺に追い込まれるケースすらあるそうだ。

地方自治体が誘致した企業の雇用ほど不安定なものはない。県が市が誘致した大企業だから一生安泰だ、と家を買い、アウディを買い、欧州家具に囲まれ、ワインを飲みながら、ジャズを聴くというライフスタイルを確立しても、その企業が業績不振で撤退すればあっという間に転落するのが地方の現状なのだ。

だからこそ増田には豊かな暮らしを送っている友人の職業を書いてもらいたかった。

いじょ。