「頭の不自由な人たち」による異時多発企業テロ


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全国各地で「頭の不自由な人たち」が「冷蔵庫の中へ入り商品を汚染する」といった企業テロを起こし、暴威を振るっている。


個人的には、自分に迷惑がかからなければどうでもいい話なのでスルーしようかと思ったけど、多くの「ブロッガー」たちが真面目に考察し始めたのでそれに乗っかってみることにした。


「頭の不自由な人たち」が標的にした企業は下記の通り。


ローソン高知鴨部店
ミニストップ京都向日寺戸町店
バーガーキング
ほっともっと
ブロンコビリー足立梅島店
丸源ラーメン門真店


炎上、というカテゴリーをデフォルトにするニュースサイトが登場してもおかしくないほどの多さだ。


一連の「頭の不自由な人たち」による企業テロが盛り上がりを見せたのは、ローソンが加盟店従業員の不適切な行為についてのお詫びとお知らせを出してからだろう。


ネットでは、ローソン対応速過ぎ、と賞賛されていたが、ローソン「高知鴨部店の従業員がアイスクリームケースの中に入るという不適切な行為」が発覚したのは6月という情報もあり、7月の大炎上でようやく本部は重い腰を上げたと推察することもできる。ほっともっとの件も6月下旬らしいし。


とまれ、ローソンのお詫びと該当店舗に対するFC契約解除という制裁により、一連の企業テロ行為とネットSSによる取り締まる行為に弾みがつき、次々とテロ行為が発覚、企業がお詫びを掲載する事態となった。


こうした「頭の不自由な人たち」による企業テロを防ぐのは難しい。


理想的なことを言えば、教育で変えていくしかない。しかしそれは今後巣立っていく子ども達には有効かもしれないが、すでに世に放たれた「頭の不自由な人たち」への対策とはならない。例えば、『世にも奇妙な物語』の大人免許のように、ネットを免許制にしろ、という極端な意見がある。もちろんそうなれば「頭の不自由な人たち」を排除できるかもしれない。でもそんな窮屈な社会は息苦しい。


ではどうすればいいのか?


「頭の不自由な人たち」に迷惑をかけられないよう、日々祈りを捧げるしかない。


いや、真面目な話それくらい状況は酷くなっている。なぜなら「頭の不自由な人たち」が自らの将来と引き替えに、つぶやき一つで簡単に企業を攻撃できることに気がついてしまったからだ。おそらくこの流れはとまらない。すでに欧米諸国ではホームグロウン・テロリズム、つまり自国民によるテロが増大し始めているという。今回日本で起きた「異時多発企業テロ」を見れば、手段と方法は幼稚でも、ホームグロウン・テロリズムが芽吹いた、と言って良いだろう。企業は社内の不満分子がホームグロウン・テロリスト化する脅威を認識し、警戒レベルを引き上げる時期に来ている。


ブラック企業を経営するあなた、社内に不満分子を抱えていませんか?


※オーストラリア在住時に見たBUSTEDという番組か何かで、パンをこねる機械の中に小便を投入した外人のBUSTED映像を見てしまって以来、「頭の不自由な」日本人たちが引き起こす炎上騒ぎにほとんど衝撃を受けることがない。むしろこの程度かよっ、という思いがないでもない。