緊急用にPCを自作してみたら、とりあえず2万円以下で組み上げることができた、というお話


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※備忘録的に書いたので、あとからどんどん追記します。

 

世界はXP期限切れで大きく変わろうとしています。DellやHPなどのPCはかつての値段より2~3万円値上げされ、お届け日数も2~4週間なんて状況です。

 

需要が増えれば供給は追いつかなくなり、メーカーは値段を上げて対応するのが経済というものです。しかし、そんな不健全な経済活動には巻き込まれたくありません。

 

そこで、緊急用にPCを自作することにしました!

 

つなぎのPCなので、とにかく安く上げる、ことを最優先し、某巨大掲示板の「3万以下でPCを自作するコーナー」などで情報を仕入れ、購入したのがこれらのパーツです。

 

※PCケースは余りもの、HDDはX-9が壊れてデータが取り出せなくなったもの、DVDドライブはDVD焼きすぎてエラーが出たけど読み込みはまだまだオッケーなもの、キーボード、マウスは古いUSB接続のもの、を使用。

 

自作用に購入したパーツ

インテル CELERON G1820 (Haswell 2.70GHz) LGA1150 BX80646G1820

インテル CELERON G1820 (Haswell 2.70GHz) LGA1150 BX80646G1820

 
アイ・オー・データ機器 PC3-10600(DDR3-1333)対応 240ピン DIMM 4GB DY1333-4G

アイ・オー・データ機器 PC3-10600(DDR3-1333)対応 240ピン DIMM 4GB DY1333-4G

 
KEIAN ATX電源「自作本舗」 450W KT-450PS

KEIAN ATX電源「自作本舗」 450W KT-450PS

 

 

閑話休題

さあ組み上げます。

 

と、その前に。

 

ちなみに、PC自作は初めてですがPCショップのOSなしモデルにOSをインストールして悪戦苦闘したことはあります。

 

合わせて読みなっせ→

 

ECLIPS-Value 1000

 

オリジナルパソコンとの苦闘

 

いま当時のショップパソコンのスペックを確認しましたが、貧相ですね。いま、これより安い値段でこれよりハイスペックのPCが組めるのですから、良い時代です。

 

自作PC作業順編

 

1.CPUを取り付けます。

 

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慎重にCPUを取り出し、金属に触れて静電気対策をしてから、マザーボードに組み込みます。

 

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写真のように、グリスがすでに塗ってあるので取り付けるだけです。

 

かんたん、かんたん。

 

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※CPUクーラーを取り付ける際、4カ所固定するのに押し込むとは知らず、矢印の方向に回すだけにしてました。もちろんぐらぐらしてるので、おかしいなあ、と思いつつ、一度取り外してしまい、グリスがべったりとCPUについてましたけど、見て見ぬふりをし、再び、今度はちゃんと押し込んで取り付けました。

 

2.メモリーの装着。

 

これまた、かんたん、かんたん。

 

3.PCケースに、DVDドライブ、HDDを組み込みます。

 

電源を取り付けた後では、DVDドライブ、HDDの取り付けが困難になる場合があるので、これらを先に取り付けてしまいます。

 

4.PCケースに、電源を組み込みます。

 

組み込む、とは言え、単にプラスのドラーバーでビス留めするだけ。

 

5.PCケースに、マザーボードを組み込みます。とは言っても、これもプラスのドライバーとビスで固定させるだけです。

 

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6.電源コード類をつなぎます。

 

今回、これが難関でした。

 

最初は、MSI H88M-P33に付属していたマニュアルを見ながら作業しようと思ったのですが、これは簡易マニュアルであり、コードの接続にはほとんど役に立ちませんでした。

 

仕方なくiPadで自作PC作成マニュアルのサイトをいくつか開き、確認しながらコードを接続していきます。

 

まあ基本電源コードのオスとマザーボードのメスはぴったりフィットするように出来ているので、カンだけでも接続できちゃいます。カンは侮れない、とでも言っときましょか。

 

フロントパネルから出ている電源コード、PWR LED、PWR SWTなどの接続はちょっとめんどうです。色付きのコードがプラス、白がマイナスで、黒白の場合、黒がプラス、白がマイナス、といった接続ルールは覚えておきましょう。

 

ということでカンで接続したものもあったので、一応念のためにMSI H88M-P33のマニュアルをダウンロードしPCでダブルチェックしました。しかし全てをちゃんと確認できるわけでもないので、あとは電源投入して、動くかどうかを確かめるしかありません。

 

7.OSインストール&BIOS設定

 

今回、Windows 7 評価版を試しに入れてみました。もちろん、無料です。今はあまりにも時期が悪いので正規版を買うのはちょっと躊躇してしまうんですよね。まあ90日間(ライセンス認証10日間を含めると、100日間)は無料で試用できるので、その間にOS価格が下がったら買えばいいかな、と。

 

別のPCでダウンロードしDVDに焼いておいたWindows 7 評価版をドライブに入れます。

 

そして、電源投入!!!

 

通常、BIOS画面に入るには、起動中にDelを押して入るのですが、なぜか最初は自動的にBIOS画面に突入していました。

 

BIOS設定

さあBIOS設定です。

 

とりあえず時刻を設定します。

 

次に、Bootドライブの優先順位を設定します。もちろんこれはCD/DVDドライブを最初に読み込む設定にします。

 

そしてSave&Rebootで完了。

 

再起動し、CD/DVDドライブから読み込み始めたら、あとは画面の指示にしたがい、Win7をインストールします。

 

数十分後、インストール完了。

 

あっけない。こんなに簡単にOSがインストールできるなんて。

 

8.ドライバのインストール

 

MSI H88M-P33に付属していたCD ROMを使って、ドライバをインストールします。これも指示通りにインストールしていけば良いだけなので、かんたん、かんたん。

 

ドライバインストール後の再起動、からのWindows 7無事に起動しました!!

 

初めての自作PCが完成です!!!

 

感想

 

自作経験はなかったものの、普段からパーツの換装・PC内部の分解などはしていたので至極簡単でした。

 

よく言われる、静電気でCPUやマザーボード、メモリーなどを壊してしまう、なんてこともなく。というか、静電気で壊す、なんて杞憂だと思うんですけど、この世界にどれくらいの人が静電気で新品のパーツを壊しているのか、気になります。

 

あと、パーツの相性問題、とかね。このCPUとマザーボードは相性が悪い、みたいなのが起こる確率って、ほとんどあり得ないんじゃないすかね。だって、パーツショップが相性保証を無償で提供しているくらいですし。

 

さて今回気になっているのは、電源、です。KEIAN ATX電源「自作本舗」 450W KT-450PSは、Haswellに対応していません。だからちょっと心配。ただBIOSで、C6/C7ステートをDisabledにしたら無問題、というのを見かけたのでそうしようと思ったけど、MSIのBIOSには、C6/C7ステートの項目がありませんでした・・・。Intel C-Stateはあったけど、よくわからなかったからAutoのままです。まあ今後不具合が出てきたら、Haswell対応電源でも買えばいいや、と思ってます。本当は安い電源ってよくないんですけど、今回は安く上げる、がメインテーマだったので仕方ありません。

 

次はもっと高いパーツを買ってチャレンジします。

 

自作なんて無理、という人はMacbookでも。

 

 いじょ。