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ぼくの、「村上さんのところ」の楽しみ方

村上さんのところ 読者↔村上春樹 カテゴリーの記事一覧 - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト読者↔村上春樹 カテゴリーの記事一覧 - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト タイトルを見て村上さんの回答だけ読む。 そして、どんな質問…

「村上主義者」です

村上さんのところ 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト が話題です。 以前、 マスコミとハルキスト()だけの村上春樹ノーベル賞から騒ぎ - 吉祥天主の城 というのを書きましたが、「ハルキスト」…

「村上春樹を支えているのは、ファッションとして読む連中だ」

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年まだ読んでないんすけどね・・・。爆笑太田の「村上春樹を支えているのは、ファッションとして読む連中だ」というねたみそねみひがみから来る批判は、はっきり言って芸人として稚拙だし、小説家として幼稚だ。確か…

『二十五の瞳』 感想 文章は読みやすいけど陰謀史観はノーサンキュー!

二十五の瞳 ★★★ 小豆島を舞台にした短編小説集。 序章、終章は著者の離婚体験のようなものが書かれている。 この本のタイトルにもなっている短編「二十五の瞳」はまあまあ良かったものの、第一章などは陰謀史観そのものが書かれているため読むに耐えない。正…

エログロナンセンス

『さらば雑司ヶ谷』は久々のHard-to-put-down小説であった。(※当社比) 小説ってこんなにも自由なんだ。そして自由で良いんだ、ということを改めて感じさせてくれた作品。とにかくそのスピード感がすごい。本を閉じることなく一気に読み終えてしまった。さ…

ディスコ探偵水曜日 (下)

ディスコ探偵水曜日(下)(新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/04/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 1000ページを超える長編小説を読んだぜ、と言ってほめてくれる人がいるかどうかわからないし、多分いないと…

ディスコ探偵水曜日(上)

ディスコ探偵水曜日(上)ディスコ探偵水曜日(上)(新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/04/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るディスコ探偵水曜日(中)(新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発…

町長選挙

オーナー」はナベツネ、「アンポンマン」はほりえもん、そして「カリスマ稼業」は黒木瞳を主人公にして伊良部とのやり取りが行われる。注意したいのは奥田英郎が一切キャラクター作りをしていないこと。実在する有名人を主役に据えること自体、小説家として…

『パプリカ』 読了

パプリカ (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/10/30メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 142回この商品を含むブログ (231件) を見る 心理学に興味を持っている人なら十分楽しめるエンターテイメント作品です。1991年に雑誌に掲載さ…

『恐怖』 読了

恐怖 (文春文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/09/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 読了。 過剰な恐怖心から精神を病んでしまう人間の描写は悪くない。けれど物語としては面白みにかける作品である。

本屋大賞

NHKの『クローズアップ現代』でランキング依存が止まらないと題し、出版不況に関する現況を取り上げていた。いま”「売り上げランキング」をもとに本を選ぶ人が増加している”そうだ。しかも『本屋大賞』のランキングで一位の作品だけが突出して売れ、二位以下…

『てのひら怪談』 読了

(MF文庫ダ・ヴィンチ)" title="てのひら怪談 癸巳 (MF文庫ダ・ヴィンチ)">てのひら怪談 癸巳 (MF文庫ダ・ヴィンチ)作者: 東雅夫出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー発売日: 2014/04/14メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 新耳袋の…

『カラマーゾフの兄弟』

「カラマーゾフの兄弟:亀山 郁夫版」誤訳問題に寄せて。 古典の新訳ブームに乗り見事販売面では成功をおさめた「カラマーゾフの兄弟:亀山 郁夫版」はその読み易さからかつてこの作品に挫折した人々を救うことにも成功しているらしい。 しかし、挫折させな…

『鉄鼠の檻』

鉄鼠の檻(1)【電子百鬼夜行】作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/28メディア: Kindle版この商品を含…

ブックオフアゲイン

宮部みゆき「理由」「幻色江戸ごよみ」、椎名誠「銀座のカラス」、吉本ばなな「白河夜船」を105円、江國香織「きらきらひかる」250円で購入。

「OUT」

時間潰しには適しているが、貴重な時間を潰すほどの価値はない。事実は小説より恐なり。4人の女性による「元看護婦保険金殺人」というのが記憶に新しい。この事件の衝撃が、小説を完全に勝っているので「OUT」を読んでも、新鮮味も恐怖もあまり湧いてこなか…

桐野夏生

「OUT」、「柔らかな頬」ブックオフ105円で購入。早速「OUT」を読み始めた。

「世界の中心」が最多部数 「ノルウェイの森」超える

「世界の中心で、愛を叫ぶ」のような中身の薄い小説が最多部数になるなんて、世も末だわ。やっぱり日本の「大衆」なんてものは・・・。

壱:村上春樹を読んでしたくなること。

村上朝日堂 村上作品について5を読んでいたら、23歳学生の方が以下のように発言されていた。 このたび村上春樹の小説を読むと次のような行動に駆り立てられることが学会で発表されましたのでご報告します。 1.ビールが無性に飲みたくなる 2.女の子を口説…

DATE:Dec/15/00 Fri. FILE NO.550 : 買ってはいけない。

0504 hours 壱:ダ・ヴィンチのベスト本 これらの本は買ってはいけない。ではどうするか?何年か後に、図書館で借りるかブックオフで買うかして、さらに暇があったら読めば良いでしょう。さて、このダ・ヴィンチのベスト本を見ると、日本人の活字離れによる…