THE MANZAI 2013 千鳥の笑い飯化が決定的に


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NON STYLE、千鳥、ウーマンラッシュアワーの三組で行われたファイナルラウンドの結果、ウーマンラッシュアワーがTHE MANZAI 2013の覇者に決まった。



さて、千鳥である。



三年連続で決勝に残りながらの敗退は、笑い飯がネタの選択ミスで優勝を逃したと言われる2009年のM-1グランプリを思い出させた。



千鳥がファイナルで選んだ歌ネタは、昨年とほぼ同じものでありインパクトにかけた。しかし決してネタの順番をミスしたとは言えない。もし一本目に歌ネタをもってきていたら、グループAを勝ち抜けたかどうかわからないからだ。それくらいグループA三組の実力は拮抗していた。千鳥の敗因は、ファイナルで鮨屋のネタを超えるものを出せなかったことだろう。


一方、ウーマンラッシュアワーのネタは二本とも同じだった。相方を貶めて自分の評価を上げるというパターン。しかしウーマンラッシュアワーには勢いがあった。そしてうがった見方をするならば、この子らを優勝させて世に出さないとあかん、という空気もあったような気がする。それはサーキットラウンド1位という結果にも表れていた。



ちなみにNON STYLEは井上が酷かった。明らかにM-1優勝時よりも腕が落ちている。あと、国民ワラテンが不正か機械の故障としか思えない、おかしな高得点であった。



まあ吉本興業主催の大会なので吉本所属芸人を今年は優勝させよう、という裏の意向が今回は見えすぎていたようにも思う。レイザーラモン、東京ダイナマイトなんて明らかに吉本下駄はかせた枠だもんな。



ところで笑い飯って今年一度も見た記憶がないんだけど、どこ行ったの?あ、ハマカーンも。



雑感

グループA:レイザーラモン以外は面白かった。

グループB:死のグループだった。

グループC:このメンツだと、NON STYLEしかいない、でしょ。

グループDを設けて、ワイルドカードは二組くらい選んであげた方がいいと思う。



レイザーラモンがなぜ決勝へ上がれたのか、吉本のごり押し以外に理由が見つからない。ワイルドカードの流れ星の方がずっと面白かったし。それと東京ダイナマイトのみのもんたネタがYahoo!ニュースに上がってきたけど、あの程度で過激だとか会場がざわつくとかなるのはどーなんだ、と思う。いまのテレビではレイザーラモンの酷いネタをすぐに茶化すくらい機転の利く漫才師が出てこられないからあの程度でざわついちゃうんだろうな。

 

 

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