相棒 13 ダークナイトが後味悪いありえない最終回だって?


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そんなエントリがはてブに来てた。ま、当然のようにそのエントリは読んでないんですけど、あの程度で後味悪いとか言ってたら映画『SE7EN』なんて見られませんよ。

 

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せっかくスッチーの彼女を妊娠させたのだから、『SE7EN』のようなラストにすることもできたんですよ。カイトが犯人を射殺し呆然自失の状態でパトカーに乗せられていくシーンで終わっても良かった。もちろん少しアレンジを加える必要はありますけど、最近の相棒は脚本家に想像力がないので丸パクリでもいいです。古くはベラドンナでヒッチコックの名作『サイコ』をパクってますしね。

 

とにもかくにも、相棒13ダークナイトはあり得ない最終回ではあるものの、後味はちっとも悪く無いですよ。ただただ納得ができないというだけでね。やはり亀山相棒とは違ってカイト相棒は卒業前提で加入してきたのですから、きちっと最初から伏線ははっておくべきだったんですよ。あれ、今回の相棒はなんか陰があるな、と視聴者に違和感を感じさせるくらいにね。

 

ただ卒業は水谷天皇次第でいつになるかわからないという事情もあると思うので、それなら卒業が確定していたシーズン13第一話からこれでもかというくらい伏線をはっておけばこんなに批判されずに済んだと思います。

 

その点、神戸相棒の時は最終であるシーズン10の第一話から伏線がはられていたし、脚本家たちにもまだ良識がありましたね。

 

なんというか、水谷天皇のせいでチーム相棒がバラバラになってきている印象を受けるんですよね。長年連れ添ってきたプロデューサー外しも大きく影響してるでしょう。まあその後任として入ってきたのが、後味の悪い結末では定評のあったドラマ『TRICK』のプロデューサーということを考えると、今回の結末はちっともおかしくないのですが、いかんせん監督・脚本家がそれに対応できなかった。せっかくなので、シーズン14からは堤幸彦を投入させたらどうですか?マンネリを打破する意味で、プロデューサーを変えたのなら、脚本家も監督も入れ替えていく必要があると思いますよ。

 

ということで、カット、カット!

 

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